作業療法士だけど、年収600万円くらいは欲しい。
経験年数が増え、家族を養うお金も必要となれば、このように考えるのは自然なことでしょう。
結論から言いますと、作業療法士で年収600万円は不可能ではありません。
とはいえ、ただ働いているだけで実現できるわけはなく、以下のような方法でステップアップするのが大切です。
- 管理職になる
- 訪問リハビリステーションに転職する
- 副業をする
この記事を書いた僕の妻は、20代後半の作業療法士。
今はまだ年収600万円まではいかないものの、転職によって50万円以上の年収アップを実現しました!
「使えるお金が増えた」と喜んでます!
この記事では、いくつかのデータを紹介しながら、作業療法士が年収600万円を目指すまでの方法について解説します。
最後まで読むと、あなたに合った目指し方がわかりますよ!
後藤迅斗(じんと)
- 上司からパワハラ→うつ病→復活4年目
- X(Twitter):フォロワー1.2万人
- メンタル心理カウンセラー資格所持
- オンライン相談で120人以上の悩み解決
- 妻は作業療法士で転職経験あり
作業療法士で年収600万円は可能?
先ほども紹介した通り、作業療法士で年収600万円は不可能ではありません。
とはいえ、年収600万円以上で働く人の割合は少なく、狭き門だといえます。
具体的なデータを見ていきましょう。
厚生労働省が運営する職業情報提供サイト「jobtag」によりますと、作業療法士の平均年収は432.5万円。
「年収600万円を目指そうとしたら、平均より170万円近く上げる必要がある」と考えると、簡単ではないのがわかりますよね。
また、年齢別の平均年収は以下の通り。
年代 | 平均年収 |
---|---|
20歳〜24歳 | 341.5万円 |
25歳〜29歳 | 387.2万円 |
30歳〜34歳 | 420.7万円 |
35歳〜39歳 | 458.0万円 |
40歳〜44歳 | 470.6万円 |
45歳〜49歳 | 505.1万円 |
50歳〜54歳 | 497.1万円 |
55歳〜59歳 | 589.2万円 |
60歳〜64歳 | 524.1万円 |
50代後半でようやく600万近くになっているのは、「管理職になる人の割合が増えている」から。
「早く管理職になれるかどうか」が、年収600万円を目指すためのポイントの1つだといえますね。
続いて、職場別で見ていきましょう。
PTOTSTワーカーにて公開されている、年収600万円以上の求人98件(2024年9月時点)について職場別に分けてみました。
施設の種類 | 求人数 |
---|---|
クリニック | 12件 |
介護施設 | 16件 |
病院・診療所 | 5件 |
訪問リハビリ ステーション | 63件 |
その他 | 5件 |
圧倒的に「訪問リハビリステーション」が多いですよね。
その理由については、次の章にて詳しく解説します。
作業療法士が年収600万円を目指す3つの方法
ここまで紹介したことを踏まえますと、作業療法士が年収600万円を目指す方法は以下の3つ。
- 管理職になる
- 訪問リハビリステーションに転職する
- 副業をする
それぞれ詳しくみていきましょう。
方法①:管理職になる
50代後半の平均年収が600万円に迫っていたことからわかる通り、「管理職になる」のは最初に考えたい方法です。
ポジションに空きがあれば、今の職場で信頼を重ね続けることで年収600万円を実現できますから。
とはいえ、単に「リハビリが上手い」というだけでは、管理職として活躍するのは難しいもの。
以下のような行動をし、今から管理職としての能力を少しずつ鍛えましょう。
- 患者さんはもちろん、職場のメンバーと積極的にコミュニケーションを取る
- 日ごろから「ものごとを一歩引いた目で見る」習慣をつける
- 「認定作業療法士」の資格を取得する
- マネジメントや部下とのコミュニケーションについて学ぶ
- 医療・介護制度やリハビリに関連する最新のニュースを知る
「仕事はできるけどパワハラする上司」だと、部下はしんどい思いをして辞めますからね……。
方法②:訪問リハビリステーションに転職する
年収600万円は目指したいけど、管理職にはなりたくない!
そんなあなたにおすすめしたいのが「訪問リハビリステーションへの転職」です。
なぜなら、訪問リハビリステーションの多くでは、リハビリをした数などに応じて追加で報酬をもらえる「インセンティブ制度」が導入されているから。
施設により異なりますが、よくあるのは以下のようなものです(数字は具体例)。
月に70件以上訪問で、超過分1回につき+4,000円
このとき、1ヶ月で110件訪問したとしましょう(1日あたり5〜6件)。
インセンティブが発生するのは70件目以上なので、対象となる訪問は40件。
つまり「4,000円×40件=160,000円」が月収に上乗せされます。
基本給が30万円だと、インセンティブ込みで月収46万円。
ボーナスが年間で基本給2ヶ月分とすると「46万円×12ヶ月+25万円×2ヶ月=612万円」と年収600万超えを実現できます!
インセンティブやボーナスの条件を細かく確認しましょう。転職後に「こんなはずじゃなかった……」と思う確率が減りますので。
方法③:副業をする
管理職は向いてないし、訪問リハビリステーションはちょっと怖い。けど年収600万円ほしい。
あなたがそう思うのであれば、副業をするのも1つの方法です。
コンビニ店員やフードデリバリーなども手ですが、僕がおすすめしたいのは「作業療法士のスキルと掛け合わせる仕事に就く」こと。
なぜなら「作業療法士の資格がある」というだけで差をつけられて、単価が高くなるから。
いくつか例を紹介しましたので、興味あるものから試してみてくださいね。
- ジョブメドレーなどで作業療法士の単発バイトを探す
- 作業療法士についての情報をブログやSNS、動画で発信する
- 作業療法士やリハビリについての記事を書く案件に応募する
最後になりますが、当サイトでも作業療法士経験のあるライターさんを募集しています。
興味があれば、お問い合わせフォームより気軽に相談ください。
必ず「勤務先が副業OKかどうか」について、就業規則で確認してから行いましょう。
年収600万円を目指して転職するなら「PTOTSTワーカー」がおすすめ
もしあなたが以下の状況にあるのであれば、早速転職活動を始めましょう。
- 管理職を目指しているが、すでにポジションが埋まっている
- 訪問リハビリステーションでバリバリ働きたい
このときおすすめしたい転職サイトが「PTOTSTワーカー」です。
- 「年収600万円以上」の条件で絞り込み検索できる
- 公開求人はもちろん、アドバイザーから非公開求人を紹介してもらえる
- リハビリ専門職に特化した転職サイトゆえに、きめ細かやかなサポートを受けられる
僕の妻もPTOTSTワーカーで転職先を決めており、とても満足しています。
特に「アドバイザーがOT出身だからこそできる、寄り添ったサポートが良かった」と言っていました。
加えて、訪問リハビリステーションで年収600万円を目指すために欠かせない「気になる求人のインセンティブ制度」についても、アドバイザーが詳しく教えてくれますよ!
無料で利用できますので、この機会にぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。
\年収アップを目指すあなたにおすすめ!/
まとめ:作業療法士で年収600万円は不可能じゃない
この記事では、作業療法士で年収600万円を目指せるかどうかと、実現する方法について紹介しました。
ただ何気なく働いているだけだと、年収600万円の実現は難しいもの。
とはいえ、まったく不可能ではなく、以下3つの方法のいずれかによって十分狙えます。
- 管理職になる
- 訪問リハビリステーションに転職する
- 副業をする
あなたが「自分にもできそう」「ワクワクする」と感じた方法を選んでくださいね。
そのうえで「転職しよう」と感じたら、ぜひPTOTSTワーカーを活用しましょう!
この記事が少しでもヒントになれば幸いです。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
ではでは、今日も生きててえらい!